幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 怖い――。

 なにが怖いんだろう?

 充悟さんと二人きりになるのが怖いのか。

 ……いや、そこは今更だな。

 二人きりで夜道を走ったりしたし。

 入ってしまったら、結婚が本決まりになりそうで、怖いのだろうか?

 でもまあ、別に、この人もほんとうに私と結婚しようというわけでもないだろうし。

 そんなことをもやもや考えていると、充悟が言った。

「俺もたまにちょっと怖いんだ」

 え? 私が?
と思ったのだが。