苦しいのは、君が笑うから

 たぶん、あんたとの方が仲良かったよ。だって(あの人)と話す時は、あんたとは違って、私から話しかけてばっかだったから。

 そう言える勇気もなくて、私はひたすらに下手くそな愛想笑いを浮かべるしかなかった。


 嫌いだった。惨めだった。弱い自分が、世界の誰よりも。
 好きだって伝えたかった。世間一般で言われてるような意味じゃなくても、ありのままの、等身大の想いを届けたかった。


 ねぇ、教えてよ。
 恋よりも深くて、愛よりも独り善がりで、歪んで、苦しくて、寂しくて、醜い、この感情の名前は何──?
 
 

 それから1週間、どんなに願っても、君からの返信が来ることはなかった。さらには、他の人からの情報も全く得られない。
 手がかりなし、だ。
 

 こうして、君と連絡が一切取れなくなった。