「お帰りなさいませ。…お早いお帰りでしたね」
ハリボテのファニレス王宮に戻ると。
例の男性案内人が、笑顔でお出迎えしてくれた。
…どーも。
「お疲れのようですね。やはり、ガイドをつけた方が…」
「いや…それは、別に良いんだけど」
そうじゃなくて。
「そうですか?…何か気になることでもありましたか?」
「…気になること…って言うか…。…入ろうとした飲食店で、門前払いを食らって…」
「えっ…」
えっ、じゃないんだよ。
「俺はただ…お粥を食べてみたかっただけなのに」
「お粥…?お粥のお店なんて、ファニレスにありましたか…?」
「青い証明書の人達がたくさん並んでました」
ルイーシュが説明すると、案内人はびっくりして、目を見開いた。
「まさか…『青カード』のエサの食堂に行ったんですか?」
…なんだと。
色々と、爆弾発言だぞ。
『青カード』ってのは、非魔導師のみなさんがつけてる青い証明書のことだよな。
それだけじゃない。この人、今「エサ」って言ったか?
人間様の食べ物を、エサ呼ばわり。
信じられん。どういう教育受けたんだ?
「どういう意味です。『青カード』のエサって」
ルイーシュが、冷静に尋ねた。
「言葉通りの意味ですよ…。恐らくその飲食店は、国営の『青カード』専用食堂の一つでしょう。そこでは、『青カード』のエサを提供してるんです。政府公認の許可証が、店の入口に貼られていませんでしたか?」
…どうだったっけ?
あったような、なかったような…。
「ルイーシュ、お前気づいてたか?」
「何か貼ってあったのは見ましたね。ポスターか何かだと思ってましたが…」
マジか。俺は全然気づいてなかったわ。
そんなところまで見てねぇっつの。
ハリボテのファニレス王宮に戻ると。
例の男性案内人が、笑顔でお出迎えしてくれた。
…どーも。
「お疲れのようですね。やはり、ガイドをつけた方が…」
「いや…それは、別に良いんだけど」
そうじゃなくて。
「そうですか?…何か気になることでもありましたか?」
「…気になること…って言うか…。…入ろうとした飲食店で、門前払いを食らって…」
「えっ…」
えっ、じゃないんだよ。
「俺はただ…お粥を食べてみたかっただけなのに」
「お粥…?お粥のお店なんて、ファニレスにありましたか…?」
「青い証明書の人達がたくさん並んでました」
ルイーシュが説明すると、案内人はびっくりして、目を見開いた。
「まさか…『青カード』のエサの食堂に行ったんですか?」
…なんだと。
色々と、爆弾発言だぞ。
『青カード』ってのは、非魔導師のみなさんがつけてる青い証明書のことだよな。
それだけじゃない。この人、今「エサ」って言ったか?
人間様の食べ物を、エサ呼ばわり。
信じられん。どういう教育受けたんだ?
「どういう意味です。『青カード』のエサって」
ルイーシュが、冷静に尋ねた。
「言葉通りの意味ですよ…。恐らくその飲食店は、国営の『青カード』専用食堂の一つでしょう。そこでは、『青カード』のエサを提供してるんです。政府公認の許可証が、店の入口に貼られていませんでしたか?」
…どうだったっけ?
あったような、なかったような…。
「ルイーシュ、お前気づいてたか?」
「何か貼ってあったのは見ましたね。ポスターか何かだと思ってましたが…」
マジか。俺は全然気づいてなかったわ。
そんなところまで見てねぇっつの。



