「では、どうぞごゆっくりお召し上がりください」
すべてのお皿を並べ終えて、メイドさん達は再度、深々とお辞儀をして退室していった。
…。
残された俺は、テーブルの上を引き気味に眺めていた。
三つもの大きな籠の中に、小さいトーストやクロワッサンやフランスパンや、様々な種類のパンが入っている。
そのパンにつける為のジャム、バター、ハチミツなども各種揃っており。
スープもそれぞれ、一人ずつに3種類。
一つはクリームスープっぽい。もう一つはコンソメと…もう一つは何だコレ?緑色のポタージュみたいな。
そして、サラダは4種類。どれも一口〜二口程度の量が、ちまっ、と並んでいる。
更に厚切りのベーコン、数種類のソーセージ、ローストビーフやローストチキン。
卵料理も豊富で、スクランブルエッグにポーチドエッグ、オムレツにゆで卵など。
極めつけは、フルーツのお皿。
何種類ものフルーツが、美しくカットされて、浅いボウルみたいなお皿に盛られていた。
芸術作品みたい。
ベリーソースをかけたヨーグルト、生クリームを添えたプリンや、プチシュークリームなどのデザートも豊富。
…圧巻。
圧巻だぜ、これは。
こんな豪華なモーニングメニュー、見たことがない。
「やべぇよ…。どうしたら良いんだ、これ…」
「別に…。食べたら良いんじゃないですか?」
とか言いながら、ルイーシュは早速、焼きたてのクロワッサンに手を伸ばし。
もぐもぐぱりぱりと、平然と食べていた。
お前は余裕だな。
「どう?美味い?」
「うん、永遠に食べ続けられそうですよ」
「マジか…」
俺は、再度テーブルの上の豪華な朝食を見下ろした。
…多分これ、見た目だけじゃなくて、素材も凄くこだわってるんだろうな。
カトラリーも、どれもぴかぴかに磨き上げられた立派なものだ。
王室のモーニングパーティーに招かれたみたいな気分。
何だか、申し訳なくなるよな。
俺、舌が貧乏だからさ。
こんな立派な、豪華で高価な料理を出されても、いまいち美味しさがよく分からないんだよ。
何処ぞのシェフのオススメ料理より、コンビニに売ってるおにぎりの方が美味しい、みたいな。
貧乏な上に、馬鹿舌だから。
見ているだけで、気後れしてしまいそうな料理の数々だが…。
「…残すのも勿体ないし、食べるか…」
「これって、ランチもこんな風に作ってくれるんですかね?」
「うわぁ…。無理無理。朝飯でこのレベルなんだぜ?昼飯となったら、どうなることか…」
恐ろしい。豪華過ぎて、むしろ恐ろしいよ。
そして、畏れ多い。
「朝飯は、何とか食べるけど…昼はパスしよう」
「用意しなくて良いですよ、って後で言っておきましょうか」
「そうだな…。城下町を観光して良いって言ってたし、外に買いに行くか…」
情報収集も兼ねてな。
…ちなみに、豪華な朝食は、びっくりするくらい美味しかった。
けど、やっぱり俺には勿体ない気がするよ。
すべてのお皿を並べ終えて、メイドさん達は再度、深々とお辞儀をして退室していった。
…。
残された俺は、テーブルの上を引き気味に眺めていた。
三つもの大きな籠の中に、小さいトーストやクロワッサンやフランスパンや、様々な種類のパンが入っている。
そのパンにつける為のジャム、バター、ハチミツなども各種揃っており。
スープもそれぞれ、一人ずつに3種類。
一つはクリームスープっぽい。もう一つはコンソメと…もう一つは何だコレ?緑色のポタージュみたいな。
そして、サラダは4種類。どれも一口〜二口程度の量が、ちまっ、と並んでいる。
更に厚切りのベーコン、数種類のソーセージ、ローストビーフやローストチキン。
卵料理も豊富で、スクランブルエッグにポーチドエッグ、オムレツにゆで卵など。
極めつけは、フルーツのお皿。
何種類ものフルーツが、美しくカットされて、浅いボウルみたいなお皿に盛られていた。
芸術作品みたい。
ベリーソースをかけたヨーグルト、生クリームを添えたプリンや、プチシュークリームなどのデザートも豊富。
…圧巻。
圧巻だぜ、これは。
こんな豪華なモーニングメニュー、見たことがない。
「やべぇよ…。どうしたら良いんだ、これ…」
「別に…。食べたら良いんじゃないですか?」
とか言いながら、ルイーシュは早速、焼きたてのクロワッサンに手を伸ばし。
もぐもぐぱりぱりと、平然と食べていた。
お前は余裕だな。
「どう?美味い?」
「うん、永遠に食べ続けられそうですよ」
「マジか…」
俺は、再度テーブルの上の豪華な朝食を見下ろした。
…多分これ、見た目だけじゃなくて、素材も凄くこだわってるんだろうな。
カトラリーも、どれもぴかぴかに磨き上げられた立派なものだ。
王室のモーニングパーティーに招かれたみたいな気分。
何だか、申し訳なくなるよな。
俺、舌が貧乏だからさ。
こんな立派な、豪華で高価な料理を出されても、いまいち美味しさがよく分からないんだよ。
何処ぞのシェフのオススメ料理より、コンビニに売ってるおにぎりの方が美味しい、みたいな。
貧乏な上に、馬鹿舌だから。
見ているだけで、気後れしてしまいそうな料理の数々だが…。
「…残すのも勿体ないし、食べるか…」
「これって、ランチもこんな風に作ってくれるんですかね?」
「うわぁ…。無理無理。朝飯でこのレベルなんだぜ?昼飯となったら、どうなることか…」
恐ろしい。豪華過ぎて、むしろ恐ろしいよ。
そして、畏れ多い。
「朝飯は、何とか食べるけど…昼はパスしよう」
「用意しなくて良いですよ、って後で言っておきましょうか」
「そうだな…。城下町を観光して良いって言ってたし、外に買いに行くか…」
情報収集も兼ねてな。
…ちなみに、豪華な朝食は、びっくりするくらい美味しかった。
けど、やっぱり俺には勿体ない気がするよ。



