「これが…。…ファニレス王宮」
まるで、クリスタルの神殿ですね。
丁度、アイナが持っているおとぎ話の絵本の中に、こんな見た目の宮殿の挿し絵がありましたよ。
アイナが見たら喜ぶでしょうね。
でも、これは…このお城は…。
「これはハリボテだな」
無闇さんが、ポツリと呟いた。
無闇さんも気づいたようだ。
まぁ、私でさえ気づくのだから、無闇さんも気づいて当然なのだが。
「…えぇ。そうですね」
幻覚魔法である。
王宮全体に、高度な幻覚魔法がかけられている。
豪奢なクリスタルの王宮に見えるけれど、実際はもっと小さくて、無機質な建物だ。
一体何の為に、こんな幻覚魔法をかけているのか…。
王族として、見栄を張る為なのかもしれないが。
こうして見破られてしまうと、むしろ滑稽にしか映らないのが、分からないのだろうか。
何とも言えない、居心地の悪さを感じながら。
私と無闇さんは、ハリボテのファニレス王宮に、足を踏み入れた。
まるで、クリスタルの神殿ですね。
丁度、アイナが持っているおとぎ話の絵本の中に、こんな見た目の宮殿の挿し絵がありましたよ。
アイナが見たら喜ぶでしょうね。
でも、これは…このお城は…。
「これはハリボテだな」
無闇さんが、ポツリと呟いた。
無闇さんも気づいたようだ。
まぁ、私でさえ気づくのだから、無闇さんも気づいて当然なのだが。
「…えぇ。そうですね」
幻覚魔法である。
王宮全体に、高度な幻覚魔法がかけられている。
豪奢なクリスタルの王宮に見えるけれど、実際はもっと小さくて、無機質な建物だ。
一体何の為に、こんな幻覚魔法をかけているのか…。
王族として、見栄を張る為なのかもしれないが。
こうして見破られてしまうと、むしろ滑稽にしか映らないのが、分からないのだろうか。
何とも言えない、居心地の悪さを感じながら。
私と無闇さんは、ハリボテのファニレス王宮に、足を踏み入れた。



