ーーーーー…こちらは、アーリヤット皇国の市街地。
街中で、偶然出会ったブラマンジュに連れられ。
俺とシルナは、アーリヤット人の魔導師を装って、キルディリア総督府の本部にやって来た。
…今更だけど、ちょっと緊張してきた。
ブラマンジュは気づいていないようだが。
俺達は…と言うか、シルナは、そこそこの有名人だから。
イシュメル女王に謁見する前に、総督府にいる誰かが、シルナの正体に気づくんじゃないかと。
内心、めちゃくちゃハラハラしてる。
…しかし。
「こちらでお待ち下さい。すぐに女王陛下がいらっしゃいます」
「あ、ど、どうも…」
俺達は、本部の来客室のようなところに連れて行かれ。
そこで待つように、ブラマンジュに言われた。
…マジか。
すぐ会ってくれんの?…本当に?罠じゃないよな?
イシュメル女王に直談判する為に、俺もシルナも、多少荒っぽい手段を使うことも覚悟していた。
そうでなきゃ、敵の総大将に会うなんて無謀なことは出来ない。
…はず、と思っていたのだが。
まさか、こんなに上手く行くとは…。
…。
…ともあれ、これはチャンスである。
折角、ここまで無血で、無傷で来られたのだから。
イシュメル女王に直接会って、何とか説得を試みる。
これが一番…平和的に、誰も傷つかずに事を収められる、唯一の方法だ。
…すると。
「女王陛下のおいでです」
ガチャッ、と客室の扉が開き。
俺は、思わず身体を硬直させた。
街中で、偶然出会ったブラマンジュに連れられ。
俺とシルナは、アーリヤット人の魔導師を装って、キルディリア総督府の本部にやって来た。
…今更だけど、ちょっと緊張してきた。
ブラマンジュは気づいていないようだが。
俺達は…と言うか、シルナは、そこそこの有名人だから。
イシュメル女王に謁見する前に、総督府にいる誰かが、シルナの正体に気づくんじゃないかと。
内心、めちゃくちゃハラハラしてる。
…しかし。
「こちらでお待ち下さい。すぐに女王陛下がいらっしゃいます」
「あ、ど、どうも…」
俺達は、本部の来客室のようなところに連れて行かれ。
そこで待つように、ブラマンジュに言われた。
…マジか。
すぐ会ってくれんの?…本当に?罠じゃないよな?
イシュメル女王に直談判する為に、俺もシルナも、多少荒っぽい手段を使うことも覚悟していた。
そうでなきゃ、敵の総大将に会うなんて無謀なことは出来ない。
…はず、と思っていたのだが。
まさか、こんなに上手く行くとは…。
…。
…ともあれ、これはチャンスである。
折角、ここまで無血で、無傷で来られたのだから。
イシュメル女王に直接会って、何とか説得を試みる。
これが一番…平和的に、誰も傷つかずに事を収められる、唯一の方法だ。
…すると。
「女王陛下のおいでです」
ガチャッ、と客室の扉が開き。
俺は、思わず身体を硬直させた。



