神殺しのクロノスタシス7〜後編〜

ーーーーー…学院長達が、アーリヤット皇国で熾烈なバトル(?)を繰り広げていた、その頃。

ルーデュニア聖王国に残った、俺達はと言うと。




「…うーん…」

俺は、一人思い悩んでいた。

…なんつーか。

すっごく…こう、もやもやした感じ。分かる?

これが漫画作品だったら、今頃俺の頭にはキノコが生えてるぞ。

それくらい…自分の心の中が湿っている、と言うか。

…とにかくもやもやしてんだよ。

それなのに。

「キュレムさん、お昼、カップ麺で良いですか?」

俺の相棒のルイーシュは、いつもとまったく変わりない様子であった。

…へ?お昼?

「うん…?…うーん…。…うん」

「じゃあ、用意してきますね」

正直、今、昼飯のことなんてどうでも良いんだよな。

それよりも、学院長達のことがしんぱ、

「お待たせしました、キュレムさん」

「おー…ありが…。って、何だこの匂い…!?」

「え?」

ルイーシュが持ってきたカップ麺からは。

むわっ、と…甘ったるいような、独特の匂いが立ち昇っていた。

カップ麺の匂いじゃないんだけど。何これ?