王宮に忍び込むことに成功したら。
次にやることは、一つだけ。
地下室に囚われているナツキ皇王を救い出す。…これだけだ。
「ねぇマシュリ、ナツキこーおーの居場所、分かる?」
「うん。地下からあの人の匂いがする」
匂いがする方を辿っていけば、いずれ出会えるだろう。
「便利だね、マシュリの鼻」
「羨ましいよねー。暗殺にもってこいだよ」
お褒めいただき光栄、だけど。
僕に暗殺任務は向いてないと思うよ。…少なくとも、君達ほどは。
「ぐずぐずしてられない。急いで…」
地下に行こう、と言いかけたが。
…残念ながら、一筋縄では行かないようだ。
「どーしたの?」
「…駄目だ。気づかれた」
「へぇ?」
恐らく、「彼」は。
僕達がこの王宮に侵入してすぐ、侵入者に気づいたのだろう。
「…白昼堂々忍び込むとは、暗殺者らしからぬことをしますね」
僕達の前に、立ち塞がるように。
現れたのは、『玉響』という名前の…『アメノミコト』の暗殺者だった。
そして、同行している令月とすぐりの、古い仲間でもある人物だそうだ。
次にやることは、一つだけ。
地下室に囚われているナツキ皇王を救い出す。…これだけだ。
「ねぇマシュリ、ナツキこーおーの居場所、分かる?」
「うん。地下からあの人の匂いがする」
匂いがする方を辿っていけば、いずれ出会えるだろう。
「便利だね、マシュリの鼻」
「羨ましいよねー。暗殺にもってこいだよ」
お褒めいただき光栄、だけど。
僕に暗殺任務は向いてないと思うよ。…少なくとも、君達ほどは。
「ぐずぐずしてられない。急いで…」
地下に行こう、と言いかけたが。
…残念ながら、一筋縄では行かないようだ。
「どーしたの?」
「…駄目だ。気づかれた」
「へぇ?」
恐らく、「彼」は。
僕達がこの王宮に侵入してすぐ、侵入者に気づいたのだろう。
「…白昼堂々忍び込むとは、暗殺者らしからぬことをしますね」
僕達の前に、立ち塞がるように。
現れたのは、『玉響』という名前の…『アメノミコト』の暗殺者だった。
そして、同行している令月とすぐりの、古い仲間でもある人物だそうだ。



