…だって。しょうがないじゃないか。
俺だって、ベリクリーデを危険な場所には連れて行きたくない。
でも…連れて行かなかったら、またあのクソ天使ストーカー天使が来て。
あろうことか、またベリクリーデに膝枕をしていたら…。
…イラッ。
思い浮かべるだけで、腹立たしい。
…とはいえ。
「ベリクリーデには…戦争の経験なんて…」
連れていきたいのは山々だが、でも、未経験者のベリクリーデを戦場に連れていくのは、やはり…。
「…いえ、彼女なら大丈夫だと思いますよ」
「え?」
ナジュは、ベリクリーデをじっと見つめながら言った。
…何だと?
「…どういう意味だ?」
「…とにかく、深夜で申し訳ないんですが、僕に同行してくださる方は、すぐに準備をしてください」
ナジュは俺の質問には答えず、露骨に話を逸らした。
おい。
「今にも、キルディリア魔王国軍がアーリヤット皇国領に到着するかもしれない。ぐずぐずしてる余裕はありません」
それは…分かるけど。
「準備が出来次第、アーリヤット皇国領に向けて出発します」
「あぁ、分かった」
「分かりました」
無闇とクュルナが、真っ先に頷き。
そして、ベリクリーデが、さながら遠足気分で、
「だって、ジュリス。準備してこよっか」
と、俺の上着の袖をちょいちょいしてきた。
…あのな。これは遠足じゃ…。
…あぁ。もう…。今は、ベリクリーデに言い聞かせてる時間はないんだ。
こうなったら、腹を決めるしかなかった。
「…ベリクリーデ、良いか。俺がお前を守ってやる。だから、俺の傍から離れるなよ」
「うん。ずっと一緒にいるよ」
ベリクリーデには、掠り傷一つつけさせない。
何としても…俺が、ベリクリーデを守らなくては。
俺だって、ベリクリーデを危険な場所には連れて行きたくない。
でも…連れて行かなかったら、またあのクソ天使ストーカー天使が来て。
あろうことか、またベリクリーデに膝枕をしていたら…。
…イラッ。
思い浮かべるだけで、腹立たしい。
…とはいえ。
「ベリクリーデには…戦争の経験なんて…」
連れていきたいのは山々だが、でも、未経験者のベリクリーデを戦場に連れていくのは、やはり…。
「…いえ、彼女なら大丈夫だと思いますよ」
「え?」
ナジュは、ベリクリーデをじっと見つめながら言った。
…何だと?
「…どういう意味だ?」
「…とにかく、深夜で申し訳ないんですが、僕に同行してくださる方は、すぐに準備をしてください」
ナジュは俺の質問には答えず、露骨に話を逸らした。
おい。
「今にも、キルディリア魔王国軍がアーリヤット皇国領に到着するかもしれない。ぐずぐずしてる余裕はありません」
それは…分かるけど。
「準備が出来次第、アーリヤット皇国領に向けて出発します」
「あぁ、分かった」
「分かりました」
無闇とクュルナが、真っ先に頷き。
そして、ベリクリーデが、さながら遠足気分で、
「だって、ジュリス。準備してこよっか」
と、俺の上着の袖をちょいちょいしてきた。
…あのな。これは遠足じゃ…。
…あぁ。もう…。今は、ベリクリーデに言い聞かせてる時間はないんだ。
こうなったら、腹を決めるしかなかった。
「…ベリクリーデ、良いか。俺がお前を守ってやる。だから、俺の傍から離れるなよ」
「うん。ずっと一緒にいるよ」
ベリクリーデには、掠り傷一つつけさせない。
何としても…俺が、ベリクリーデを守らなくては。



