つまり、ルーデュニア聖王国出身の大隊長達は、全員戦力外なんだな。
「…そういうことなら、俺が力を貸そう」
まず真っ先に立候補したのは、無闇だった。
…無闇は、『死火』という稀有な魔導書の守り人として、随分と波に揉まれて生きてきたらしいからな。
俺も、詳しいことは聞かないし、本人が話さない限り、知りたいとも思わないが。
それから。
「私も、力になれると思います」
こちらもまた、荒波に揉まれて生きてきたクュルナ。
「そうか…。助かるよ、クュルナ」
羽久が安堵と感謝の言葉を告げると、
「い、いえ…。大したことでは…」
途端に、もごもごと戸惑い気味のクュルナである。
良かったな。
…それじゃあ。
「俺も行くよ」
無闇とクュルナが行くなら、俺も黙って指を咥えてる訳にはいかんよな。
一応、俺も…戦争ってものが何なのか、知っている。
だったら…力になれるはずだ。
「…すみません。僕は戦争の経験は…」
「俺も…戦争は経験してないな。ずっと逃げ隠れしながら生きてきたし…」
エリュティアと吐月が、残念そうに言った。
シュニィやアトラスと同じく、この二人も戦争の経験はないらしい。
エリュティアはともかく、吐月の方は、ある意味で戦争よりも過酷な人生を生きてきたそうだがな。
「大丈夫だ、俺も経験ないから。温室育ちですまんね」
「元はと言えば、俺達が撒いた種でもあるんですけどねぇ」
ルーデュニア人のキュレムとルイーシュにも、勿論戦争経験はない。
それは仕方ない。お前らの責任ではないから安心しろ。
…ってことは。
「今回ナジュの指揮下に参加出来るのは、俺と無闇とクュルナの三人、」
「私も行く」
「は?」
片手を上げて立候補したのは、ベリクリーデだった。
「…そういうことなら、俺が力を貸そう」
まず真っ先に立候補したのは、無闇だった。
…無闇は、『死火』という稀有な魔導書の守り人として、随分と波に揉まれて生きてきたらしいからな。
俺も、詳しいことは聞かないし、本人が話さない限り、知りたいとも思わないが。
それから。
「私も、力になれると思います」
こちらもまた、荒波に揉まれて生きてきたクュルナ。
「そうか…。助かるよ、クュルナ」
羽久が安堵と感謝の言葉を告げると、
「い、いえ…。大したことでは…」
途端に、もごもごと戸惑い気味のクュルナである。
良かったな。
…それじゃあ。
「俺も行くよ」
無闇とクュルナが行くなら、俺も黙って指を咥えてる訳にはいかんよな。
一応、俺も…戦争ってものが何なのか、知っている。
だったら…力になれるはずだ。
「…すみません。僕は戦争の経験は…」
「俺も…戦争は経験してないな。ずっと逃げ隠れしながら生きてきたし…」
エリュティアと吐月が、残念そうに言った。
シュニィやアトラスと同じく、この二人も戦争の経験はないらしい。
エリュティアはともかく、吐月の方は、ある意味で戦争よりも過酷な人生を生きてきたそうだがな。
「大丈夫だ、俺も経験ないから。温室育ちですまんね」
「元はと言えば、俺達が撒いた種でもあるんですけどねぇ」
ルーデュニア人のキュレムとルイーシュにも、勿論戦争経験はない。
それは仕方ない。お前らの責任ではないから安心しろ。
…ってことは。
「今回ナジュの指揮下に参加出来るのは、俺と無闇とクュルナの三人、」
「私も行く」
「は?」
片手を上げて立候補したのは、ベリクリーデだった。



