シュニィ…。
こういう時、真っ先に名乗り出るのは…いかにもシュニィらしい。
「フユリ様も、きっとそうすることを望んでいらっしゃるんですよね?」
「それは…そうだけど、でも駄目だよ。シュニィちゃんは…」
慌てて、シルナが止めようとした。
「安全は保証出来ないんだよ?最悪…無事に帰ってこられるかどうかも分からないんだ」
イシュメル女王が、俺とシルナをキルディリア魔王国に幽閉したように。
今度は、シュニィを同じ目に遭わせるかもしれないのだ。
「シュニィちゃんには、子供達が…」
万が一が起きた時、シュニィとアトラスの子供達…アイナとレグルスが、取り残されることになる。
それだけは絶対に止めなければならないと、シルナはいつもの理由で断ろうとしたが。
「いいえ。私が行きます」
今日のシュニィは、一味違った。
「しゅ、シュニィちゃん?」
「いつも、それが理由です。私には子供がいるから、家族がいるから…。それを理由に、いつも危険な任務から外されて…。冥界遠征の時だって…」
…それは。
「もう待っているだけでは嫌なんです。私も、聖魔騎士団の魔導師として、皆さんの役に…学院長先生のお役に立ちたいんです」
「そんな…。シュニィちゃんには、もう充分良くしてもらってるよ」
シュニィに「役に立たない」なんて言ってみろ。
天罰が下るぞ。
って思うくらい、いつも俺とシルナのことを支えてくれているのに。
しかし、今回のシュニィの決意は固かった。
「いいえ、もう決めたんです。黙って待っていることなんて、私には出来ません」
きっぱり。
今日のシュニィは、いつになく頑固だぞ。
「お願いです。私に行かせてください」
「シュニィちゃん…」
これには、シルナも「ダメ」とは言えなかった。
どうやら、決意は固いようだ。
「…分かったよ、シュニィちゃん」
「…!学院長先生、それなら…」
「うん。今回は君にたの、」
と、シルナが言いかけた、その時。
「話は聞かせてもらったぞ!!」
「ひぇっ!?」
会議室の扉が、どがっしゃーん、と派手に開き。
「あ、アトラス…!?」
シュニィの夫のアトラスが、会議室に飛び込んできた。
死ぬほどびっくりした。
シルナなんて、腰を抜かしている。
お前、一体何処で聞いてたんだ?
「…なぁ、今、ドア…壊れたんじゃね?」
「ドアノブがもげてますね」
キュレムとルイーシュが、ひそひそと話していたが。
鼻息を荒くしたアトラスには、そんな言葉は勿論聞こえていない。
「あ、アトラスさん…!?どうしたんですか、いきなり…」
「シュニィが行くなら、俺も行くぞ!何処にでも!」
ちょ、わ、分かったから。
そんな大きな声で話さなくても、聞こえてるよ。
「…で、何処に行くんだ?」
「アトラスさん…。あなたって人は…」
…どうやら、アトラスは。
シュニィが何処かに行く、と聞きつけて飛んできただけで。
何処に行くかとか、何をしに行くかとか、そういうことは全く眼中になかったらしい。
アトラスらしいと言えば、らしいが。
こういう時、真っ先に名乗り出るのは…いかにもシュニィらしい。
「フユリ様も、きっとそうすることを望んでいらっしゃるんですよね?」
「それは…そうだけど、でも駄目だよ。シュニィちゃんは…」
慌てて、シルナが止めようとした。
「安全は保証出来ないんだよ?最悪…無事に帰ってこられるかどうかも分からないんだ」
イシュメル女王が、俺とシルナをキルディリア魔王国に幽閉したように。
今度は、シュニィを同じ目に遭わせるかもしれないのだ。
「シュニィちゃんには、子供達が…」
万が一が起きた時、シュニィとアトラスの子供達…アイナとレグルスが、取り残されることになる。
それだけは絶対に止めなければならないと、シルナはいつもの理由で断ろうとしたが。
「いいえ。私が行きます」
今日のシュニィは、一味違った。
「しゅ、シュニィちゃん?」
「いつも、それが理由です。私には子供がいるから、家族がいるから…。それを理由に、いつも危険な任務から外されて…。冥界遠征の時だって…」
…それは。
「もう待っているだけでは嫌なんです。私も、聖魔騎士団の魔導師として、皆さんの役に…学院長先生のお役に立ちたいんです」
「そんな…。シュニィちゃんには、もう充分良くしてもらってるよ」
シュニィに「役に立たない」なんて言ってみろ。
天罰が下るぞ。
って思うくらい、いつも俺とシルナのことを支えてくれているのに。
しかし、今回のシュニィの決意は固かった。
「いいえ、もう決めたんです。黙って待っていることなんて、私には出来ません」
きっぱり。
今日のシュニィは、いつになく頑固だぞ。
「お願いです。私に行かせてください」
「シュニィちゃん…」
これには、シルナも「ダメ」とは言えなかった。
どうやら、決意は固いようだ。
「…分かったよ、シュニィちゃん」
「…!学院長先生、それなら…」
「うん。今回は君にたの、」
と、シルナが言いかけた、その時。
「話は聞かせてもらったぞ!!」
「ひぇっ!?」
会議室の扉が、どがっしゃーん、と派手に開き。
「あ、アトラス…!?」
シュニィの夫のアトラスが、会議室に飛び込んできた。
死ぬほどびっくりした。
シルナなんて、腰を抜かしている。
お前、一体何処で聞いてたんだ?
「…なぁ、今、ドア…壊れたんじゃね?」
「ドアノブがもげてますね」
キュレムとルイーシュが、ひそひそと話していたが。
鼻息を荒くしたアトラスには、そんな言葉は勿論聞こえていない。
「あ、アトラスさん…!?どうしたんですか、いきなり…」
「シュニィが行くなら、俺も行くぞ!何処にでも!」
ちょ、わ、分かったから。
そんな大きな声で話さなくても、聞こえてるよ。
「…で、何処に行くんだ?」
「アトラスさん…。あなたって人は…」
…どうやら、アトラスは。
シュニィが何処かに行く、と聞きつけて飛んできただけで。
何処に行くかとか、何をしに行くかとか、そういうことは全く眼中になかったらしい。
アトラスらしいと言えば、らしいが。



