あぁ。そういや、いたな。
「ルイーシュ様?そこにいらっしゃいますか?」
ブラマンジュちゃんだけでなく、どうやらエリトール君もいるらしい。
君達、大体ペアで活動してんな。
どうでも良いけど。今は。
「今朝から部屋にこもって…。一体どうしたんですか?具合が悪いんですか?」
「ルイーシュ様…。キュレム様、返事をしてください!」
ブラマンジュちゃとエリトール君が、再度呼びかけてくる。
どんどんと、さっきより強くノックしながら。
しかし、俺は当然答えないし。
ルイーシュもまた、扉の外からの呼びかけなど、気にも留めなかった。
「っ、駄目だ。返事をしてくれない…」
「何かあったのかしら?」
「分からない。…こうなったら…!」
もしかしたら、俺達が部屋の中で倒れてるんじゃないかとでも思ったのか。
「すみません、ルイーシュ様、キュレム様。失礼します!」
強引に、扉をこじ開けるようにして。
エリトール君を先頭に、ブラマンジュちゃんと共に、部屋に踏み込んできた。
丁度、その時だった。
大量にあった紙の、最後の1枚を書き終えたのは。
「…よっしゃあ!書き終わった!」
「おめでとうございます」
ぱちぱちぱち、とルイーシュが拍手してくれた。
ありがとう。めっちゃ手が痛い。
ようやく、ペンを机の上に放り投げると。
達成感と共に、じわじわと手の痛みが広がった。
この痛みが何だって言うんだ。
俺はやり遂げたのだから、こんなに心地良い痛みがあるか?
「…!?キュレム様、一体何を…!?」
部屋に踏み込んできたブラマンジュちゃんは、俺の周りに散らばっている、大量の紙に目を見開いた。
…やぁ、遅かったな。君達。
もう手遅れだよ。…色々とな。
「…残念だったな」
「…え…?」
「君等の思い通りにはさせない…」
何もかも自分の手中にあると思って。手のひらの上でコロコロしてると思って。
ドヤ顔して、良い気分でいるのかもしれないけどな。
手のひらの上だからって、簡単に握り潰されると思ったら、大きな間違いだぞ。
「…ルイーシュ、あとは頼む」
「仕方ないですね。…キュレムさんが頑張ったので、たまには、俺もやる気を出すとしましょうか」
おぉ、そうしてくれ。
ルイーシュは杖を取り出し、その杖を振った。
「rtanspotr」
ルイーシュが魔法を使うと、部屋中を埋め尽くさんばかりに、散らばっていた紙切れ達が、一瞬にして消えた。
「えっ…?」
突然消えた紙の束に、ブラマンジュちゃんもエリトール君も、目を丸くしていたが。
…気づくのが遅い。
更に、ルイーシュがもう一度、杖を振ると。
「eeleasr」
消えたたくさんの紙切れが、ぱっ、と姿を現した。
…アーリヤット皇国領の、上空に、である。
そして、次の瞬間。
「ルイーシュ様?そこにいらっしゃいますか?」
ブラマンジュちゃんだけでなく、どうやらエリトール君もいるらしい。
君達、大体ペアで活動してんな。
どうでも良いけど。今は。
「今朝から部屋にこもって…。一体どうしたんですか?具合が悪いんですか?」
「ルイーシュ様…。キュレム様、返事をしてください!」
ブラマンジュちゃとエリトール君が、再度呼びかけてくる。
どんどんと、さっきより強くノックしながら。
しかし、俺は当然答えないし。
ルイーシュもまた、扉の外からの呼びかけなど、気にも留めなかった。
「っ、駄目だ。返事をしてくれない…」
「何かあったのかしら?」
「分からない。…こうなったら…!」
もしかしたら、俺達が部屋の中で倒れてるんじゃないかとでも思ったのか。
「すみません、ルイーシュ様、キュレム様。失礼します!」
強引に、扉をこじ開けるようにして。
エリトール君を先頭に、ブラマンジュちゃんと共に、部屋に踏み込んできた。
丁度、その時だった。
大量にあった紙の、最後の1枚を書き終えたのは。
「…よっしゃあ!書き終わった!」
「おめでとうございます」
ぱちぱちぱち、とルイーシュが拍手してくれた。
ありがとう。めっちゃ手が痛い。
ようやく、ペンを机の上に放り投げると。
達成感と共に、じわじわと手の痛みが広がった。
この痛みが何だって言うんだ。
俺はやり遂げたのだから、こんなに心地良い痛みがあるか?
「…!?キュレム様、一体何を…!?」
部屋に踏み込んできたブラマンジュちゃんは、俺の周りに散らばっている、大量の紙に目を見開いた。
…やぁ、遅かったな。君達。
もう手遅れだよ。…色々とな。
「…残念だったな」
「…え…?」
「君等の思い通りにはさせない…」
何もかも自分の手中にあると思って。手のひらの上でコロコロしてると思って。
ドヤ顔して、良い気分でいるのかもしれないけどな。
手のひらの上だからって、簡単に握り潰されると思ったら、大きな間違いだぞ。
「…ルイーシュ、あとは頼む」
「仕方ないですね。…キュレムさんが頑張ったので、たまには、俺もやる気を出すとしましょうか」
おぉ、そうしてくれ。
ルイーシュは杖を取り出し、その杖を振った。
「rtanspotr」
ルイーシュが魔法を使うと、部屋中を埋め尽くさんばかりに、散らばっていた紙切れ達が、一瞬にして消えた。
「えっ…?」
突然消えた紙の束に、ブラマンジュちゃんもエリトール君も、目を丸くしていたが。
…気づくのが遅い。
更に、ルイーシュがもう一度、杖を振ると。
「eeleasr」
消えたたくさんの紙切れが、ぱっ、と姿を現した。
…アーリヤット皇国領の、上空に、である。
そして、次の瞬間。



