やれやれまったく、ルイーシュの悪戯好きにも困ったもんだ。
と、思いながら、自分のピザまんをもう一口齧り。
とろ〜っ、ととろけるチーズの味に、酔いしれていたその時。
「…。…ん?」
俺はようやく、とあることに気づいた。
「…?どうしました、キュレムさん」
どうしました、じゃねーよルイーシュ。
お前もツッコめよ。
「…クロッティ、お前なんでいんの!?」
「ん?」
慌ててクロティルダの方を振り向くと。
クロティルダは、食べかけのキュウリまんを、もしゃもしゃ食べているところだった。
食ってる場合かよ。
「ここ、アーリヤット領なんだぞ?なんでここにいるんだっ…!?」
「何処の領土だろうと関係ない。現世は何処でも、我ら天使の支配下にある」
あぁそう。それは結構。
でも、そういうことじゃねーんだよ。俺が言いたいのは。
「ベリクリーデちゃんの傍にいたんじゃないのか?」
いつも、ベリクリーデちゃんが呼んだら、何処からともなく現れるじゃないか。
あのストーカー天使め、とジュリスがよく毒づいてる。
今カレVS元カレだもんな。そりゃ敵対するわ。
…って、そんなことは良いんだよ。
なんで君、ここにいるんだ?
「俺は本来、人間のやることには干渉しない主義だが…。…それが我が姫の望みなら、話は別だ」
「はぁ…?何?ベリクリーデちゃんになんかあったの?」
「あぁ。実は緊急事態だ。聞いてくれ」
「…ふーん…?何?」
俺が呑気でいられたのは、この時まで。
クロッティ、ことクロティルダから。
ベリクリーデちゃんが、キルディリア魔王国に拉致されてしまったことを聞き。
俺の中で、何と言うか、こう、
ぱーん、と我慢の風船が割れたような気がした。
と、思いながら、自分のピザまんをもう一口齧り。
とろ〜っ、ととろけるチーズの味に、酔いしれていたその時。
「…。…ん?」
俺はようやく、とあることに気づいた。
「…?どうしました、キュレムさん」
どうしました、じゃねーよルイーシュ。
お前もツッコめよ。
「…クロッティ、お前なんでいんの!?」
「ん?」
慌ててクロティルダの方を振り向くと。
クロティルダは、食べかけのキュウリまんを、もしゃもしゃ食べているところだった。
食ってる場合かよ。
「ここ、アーリヤット領なんだぞ?なんでここにいるんだっ…!?」
「何処の領土だろうと関係ない。現世は何処でも、我ら天使の支配下にある」
あぁそう。それは結構。
でも、そういうことじゃねーんだよ。俺が言いたいのは。
「ベリクリーデちゃんの傍にいたんじゃないのか?」
いつも、ベリクリーデちゃんが呼んだら、何処からともなく現れるじゃないか。
あのストーカー天使め、とジュリスがよく毒づいてる。
今カレVS元カレだもんな。そりゃ敵対するわ。
…って、そんなことは良いんだよ。
なんで君、ここにいるんだ?
「俺は本来、人間のやることには干渉しない主義だが…。…それが我が姫の望みなら、話は別だ」
「はぁ…?何?ベリクリーデちゃんになんかあったの?」
「あぁ。実は緊急事態だ。聞いてくれ」
「…ふーん…?何?」
俺が呑気でいられたのは、この時まで。
クロッティ、ことクロティルダから。
ベリクリーデちゃんが、キルディリア魔王国に拉致されてしまったことを聞き。
俺の中で、何と言うか、こう、
ぱーん、と我慢の風船が割れたような気がした。



