「あのな、ルイーシュ…!キュウリまんも良いけど…」
「良いんですか?はい、じゃあどうぞ」
食べるなんて言ってねーよ。
「そうじゃなくて。スパイとして、これからどうしようかってことを…!」
「キュレムさん、声大きいですよ」
「おっ…と、す、すまん…」
つい、うっかりしてた。
スパイだなんて、でかい声で公言する馬鹿がいるかよ。
「でもな…。真面目に考えろよ。このままじゃ、アーリヤット領の国民達は、ナツキ様が生きていることも知らずに…」
「確かに、それは問題ですが…」
「これ以上のキルディリアの分裂は、混乱と流血を招くだけだ。アーリヤット皇国の民を一つにまとめて、一致団結してキルディリアの支配に抗う為には…」
やはり、ナツキ様しかいない。
彼がアーリヤット領に戻ってくる…あるいは、せめて。
彼が生きていることを、アーリヤット皇国の民に知らせることが出来れば。
それだけで、アーリヤット皇国の民は、心を一つに出来るはず。
その為に、俺達が出来ることは…。
「…やっぱり、俺じゃ思いつかない」
「なら、どうします?」
「そうだな…。ルーデュニア聖王国の…学院長に指示を仰ごう。学院長なら、きっと良い案を出してくれ、」
と、言いかけたその時。
「邪魔するぞ」
「ふへぁぁっ!?」
目の前に、高身長高収入イケメンの天使が現れ。
俺は、思わず素っ頓狂な声を出して、度肝を抜かれた。
…いや、高収入なのかどうかは知らんが。
「良いんですか?はい、じゃあどうぞ」
食べるなんて言ってねーよ。
「そうじゃなくて。スパイとして、これからどうしようかってことを…!」
「キュレムさん、声大きいですよ」
「おっ…と、す、すまん…」
つい、うっかりしてた。
スパイだなんて、でかい声で公言する馬鹿がいるかよ。
「でもな…。真面目に考えろよ。このままじゃ、アーリヤット領の国民達は、ナツキ様が生きていることも知らずに…」
「確かに、それは問題ですが…」
「これ以上のキルディリアの分裂は、混乱と流血を招くだけだ。アーリヤット皇国の民を一つにまとめて、一致団結してキルディリアの支配に抗う為には…」
やはり、ナツキ様しかいない。
彼がアーリヤット領に戻ってくる…あるいは、せめて。
彼が生きていることを、アーリヤット皇国の民に知らせることが出来れば。
それだけで、アーリヤット皇国の民は、心を一つに出来るはず。
その為に、俺達が出来ることは…。
「…やっぱり、俺じゃ思いつかない」
「なら、どうします?」
「そうだな…。ルーデュニア聖王国の…学院長に指示を仰ごう。学院長なら、きっと良い案を出してくれ、」
と、言いかけたその時。
「邪魔するぞ」
「ふへぁぁっ!?」
目の前に、高身長高収入イケメンの天使が現れ。
俺は、思わず素っ頓狂な声を出して、度肝を抜かれた。
…いや、高収入なのかどうかは知らんが。



