ベリクリーデは、ぽやんとして。
「…?ジュリスが怒ってる」
とか呟いていた。
当たり前だろ。
忘れたとは言わせないぞ。お前も忘れてないだろ。
クロティルダが勝手に、何も言わずに姿を消してしまって。
そのせいでベリクリーデは、泣いて落ち込み。
はるばる、キルディリア魔王国までクロティルダを探しに行く羽目になった。
何だかんだあって、まぁ、一応無事に見つけて、戻ってきたからさ。
それは良かったけど、でも、それで一件落着、とは言わせないからな。
きちんと謝罪を…そう、土下座級の謝罪をしてもらわないとな。
…え?心が狭い?
うるせぇ。勝手にいなくなるのが悪い。
「おい、クロティルダ!どうせいるんだろ?出てこい。姿を見せろ!」
どうせ、あいつのことだ。
今も、ベリクリーデの近くをちょろちょろしてるんだろ。
すると、案の定。
「俺を呼んだか?」
「あ、クロッティだー」
ベリクリーデの背後から、幽霊みたいに、スッと姿を現した。
出たな。ストーカー天使。
早速、説教を食らわせてやろうと思ったが。
クロティルダの姿を見たベリクリーデは、目を輝かせて、ててて、とクロティルダに寄っていき。
手に持っていた雑草を、クロティルダに見せた。
「あのね、クロッティ。見て見て」
「何を?」
「ほら。二つ葉のクローバー見つけたんだよ」
「ほう。それは珍しいな」
おい。何をやってるんだベリクリーデ。
これから説教なんだぞ。
ってか、二つ葉って何気に凄いな。四つ葉より珍しくないか?
「何処で見つけたんだ?」
「魔導隊舎の裏庭」
メイカイバナバナバナナを植えてる、あの花壇のことだな。
へぇ、そんなところに…。よく見つけたな。
「…って、今、そんなことはどうでも良いんだよ!」
「ふぇ?」
「クロティルダ!ちょっとそこに座れ」
「…」
俺が怒鳴りつけると、ベリクリーデとクロティルダは、無言で互いに顔を見合わせ。
…二人して、並んでその場に体育座りした。
…いや、ベリクリーデは座らなくて良いんだけど。
あぁ、もう良い。
「どうしたの?ジュリス…。何だか怒ってる」
「あぁ、怒ってるよ。…何でか分かるか?」
「うーん…。…あっ、分かった」
ベリクリーデは、何を思ったか。
「大丈夫だよ。次に二つ葉のクローバーを見つけたら、ジュリスにあげるからね」
「…別に、クローバーが欲しかった訳じゃねぇよ…」
怒りが萎えるから。話の腰を折るんじゃねぇ。な?頼むから。
「そうじゃなくて、クロティルダ。お前だ」
「…俺か?」
お前だよ。
「何で俺が怒ってるか、分かるか?」
俺が問いかけると、クロティルダはじっと考え。
それから。
「…。…更年期か?」
「…ぶっ飛ばすぞ」
悪いことは言わない。
これ以上、俺を怒らせない方が良いぞ。
「…?ジュリスが怒ってる」
とか呟いていた。
当たり前だろ。
忘れたとは言わせないぞ。お前も忘れてないだろ。
クロティルダが勝手に、何も言わずに姿を消してしまって。
そのせいでベリクリーデは、泣いて落ち込み。
はるばる、キルディリア魔王国までクロティルダを探しに行く羽目になった。
何だかんだあって、まぁ、一応無事に見つけて、戻ってきたからさ。
それは良かったけど、でも、それで一件落着、とは言わせないからな。
きちんと謝罪を…そう、土下座級の謝罪をしてもらわないとな。
…え?心が狭い?
うるせぇ。勝手にいなくなるのが悪い。
「おい、クロティルダ!どうせいるんだろ?出てこい。姿を見せろ!」
どうせ、あいつのことだ。
今も、ベリクリーデの近くをちょろちょろしてるんだろ。
すると、案の定。
「俺を呼んだか?」
「あ、クロッティだー」
ベリクリーデの背後から、幽霊みたいに、スッと姿を現した。
出たな。ストーカー天使。
早速、説教を食らわせてやろうと思ったが。
クロティルダの姿を見たベリクリーデは、目を輝かせて、ててて、とクロティルダに寄っていき。
手に持っていた雑草を、クロティルダに見せた。
「あのね、クロッティ。見て見て」
「何を?」
「ほら。二つ葉のクローバー見つけたんだよ」
「ほう。それは珍しいな」
おい。何をやってるんだベリクリーデ。
これから説教なんだぞ。
ってか、二つ葉って何気に凄いな。四つ葉より珍しくないか?
「何処で見つけたんだ?」
「魔導隊舎の裏庭」
メイカイバナバナバナナを植えてる、あの花壇のことだな。
へぇ、そんなところに…。よく見つけたな。
「…って、今、そんなことはどうでも良いんだよ!」
「ふぇ?」
「クロティルダ!ちょっとそこに座れ」
「…」
俺が怒鳴りつけると、ベリクリーデとクロティルダは、無言で互いに顔を見合わせ。
…二人して、並んでその場に体育座りした。
…いや、ベリクリーデは座らなくて良いんだけど。
あぁ、もう良い。
「どうしたの?ジュリス…。何だか怒ってる」
「あぁ、怒ってるよ。…何でか分かるか?」
「うーん…。…あっ、分かった」
ベリクリーデは、何を思ったか。
「大丈夫だよ。次に二つ葉のクローバーを見つけたら、ジュリスにあげるからね」
「…別に、クローバーが欲しかった訳じゃねぇよ…」
怒りが萎えるから。話の腰を折るんじゃねぇ。な?頼むから。
「そうじゃなくて、クロティルダ。お前だ」
「…俺か?」
お前だよ。
「何で俺が怒ってるか、分かるか?」
俺が問いかけると、クロティルダはじっと考え。
それから。
「…。…更年期か?」
「…ぶっ飛ばすぞ」
悪いことは言わない。
これ以上、俺を怒らせない方が良いぞ。



