ーーーーーー…ジュリスが、おばあさんと一緒に歩いて市役所に向かってから。
「…」
私は、交差点の電柱にもたれて。
ジュリスが戻ってくるのを、一人で待っていた。
片手に、さっき買ってきたばかりのおやつ…カプリッコとじゃがりっこ…のビニール袋を持って。
…ジュリス、まだかな?
きょろきょろ。
…まだ戻ってこないみたい。
ジュリスは優しいから、おばあさんを道案内してあげてたけど。
さっきの…あの、おばあさん。
道案内なんかしなくても、放っておけば良かったんじゃないかな。
だってあの人…。…別に、困ってなかったよ?
困ってるフリをしてたけど、多分、本当は…。
「…ベリクリーデ・イシュテアだな?」
「?」
振り返ると、そこには四人もの、屈強な体格のお兄さんが立っていた。
…わー…。
「我々と一緒に来てもらう」
「うーん…。それは無理かな」
だって。
「今からおうちに帰って、ジュリスと一緒におやつ食べるから」
ジュリスが好きな、カプリッコのミルク味と、じゃがりっこのチーズ味だよ?
きっと喜んでくれる。
それに、ここで待ってろって言われたんだもん。
私がいなくなったら、ジュリスが心配してしまう。
「知らない人についていっちゃ駄目だって、ジュリスが」
「手荒な真似はしたくない」
「…」
…そっか。成程、ちょっと分かった。
私、もしかして…今、凄くピンチだ。
「…あのね、私、ジュリスに心配かけたく…」
「取り押さえろ」
「あーれー」
ごめんね、ジュリス。
思っていた通り…。…次に訪れる脅威は、私だった。
「…」
私は、交差点の電柱にもたれて。
ジュリスが戻ってくるのを、一人で待っていた。
片手に、さっき買ってきたばかりのおやつ…カプリッコとじゃがりっこ…のビニール袋を持って。
…ジュリス、まだかな?
きょろきょろ。
…まだ戻ってこないみたい。
ジュリスは優しいから、おばあさんを道案内してあげてたけど。
さっきの…あの、おばあさん。
道案内なんかしなくても、放っておけば良かったんじゃないかな。
だってあの人…。…別に、困ってなかったよ?
困ってるフリをしてたけど、多分、本当は…。
「…ベリクリーデ・イシュテアだな?」
「?」
振り返ると、そこには四人もの、屈強な体格のお兄さんが立っていた。
…わー…。
「我々と一緒に来てもらう」
「うーん…。それは無理かな」
だって。
「今からおうちに帰って、ジュリスと一緒におやつ食べるから」
ジュリスが好きな、カプリッコのミルク味と、じゃがりっこのチーズ味だよ?
きっと喜んでくれる。
それに、ここで待ってろって言われたんだもん。
私がいなくなったら、ジュリスが心配してしまう。
「知らない人についていっちゃ駄目だって、ジュリスが」
「手荒な真似はしたくない」
「…」
…そっか。成程、ちょっと分かった。
私、もしかして…今、凄くピンチだ。
「…あのね、私、ジュリスに心配かけたく…」
「取り押さえろ」
「あーれー」
ごめんね、ジュリス。
思っていた通り…。…次に訪れる脅威は、私だった。



