神殺しのクロノスタシス7〜後編〜

あのさ。

ドラゴンズ・ブレスを止めてくれたのは、有り難いんだけど。

もっと、こう…。

…他に良い言い訳はなかったのか?

「ジュリス、徘徊しちゃうの?」

ベリクリーデは心配そうな顔で、俺に尋ねた。

しねーよ。

「よしよし、ジュリス。ビスッコあげるからねー。徘徊しなくて良いからねー」

「しないっつーの。頭を撫でるなって…」

…まったく。

ベリクリーデの…この、アホの子っぷりを見ていると。

悩み事なんて、途端にどうでも良くなってくるから…。不思議だよな。






…なんて。


呑気に言っていられたのは、その時までだったのである。