ーーーーーー…その頃、ルーデュニア聖王国では。
キルディリア魔王国に、スパイ任務に行っているキュレムとルイーシュから。
暗号文で、新たな第二報が届いた。
暗号文を受け取り、解読したシュニィ曰く。
今回の報告では、今のところ、二人共順調にスパイ活動を続けていること。
そして、今度、旧アーリヤット皇国の領土に出張に行くことが決まったこと。
それから…もう一つ。
「重大な情報を入手した」と、キュレム達は伝えてきた。
しかし、その内容までは書いていなかった。
暗号文が流出することを恐れて、詳細までは書けなかったのだろうが。
「重大な情報」…って、一体何なんだろうな?
…非常に気になる。
二人が無事に過ごしていることは、一旦安心したが。
そんな含みのある匂わせをされたら、逆に心配が募るじゃないか。
…キュレムとルイーシュが、迂闊に報告することさえ憚るほどの…「重大な情報」。
…何なんだろうな?
気になる…。非常に気になる。
それに、気になると言えば、キュレムとルイーシュの処遇についても。
二人共、折角キルディリア魔王国本国に潜り込んだというのに。
今度は、旧アーリヤット皇国に出張、だと?
それって、イシュメル女王の命令だよな?
…一体何を考えてるんだ?あの女。
もしかして、何かに勘づいて。
キュレムとルイーシュを、敢えて国外に追いやろうとしている?
二人のことが信用出来ないから、アーリヤット領にでも追放してしまおう、と?
それとも、逆か?
二人のことを信用しているからこそ、アーリヤット領の統治を任せるのか?
…あるいは…他に何か、別の意図があるのか?
色々な憶測が、思い浮かんでは消えて行き。
「…はぁ…」
煮詰まってしまって、大きな溜め息をついた。
その時。
「ジュリスー。おやつ、一緒に食べよー」
ルーデュニア聖王国で一番、空気の読めない女。
ベリクリーデが、俺の部屋に突入してきた。
…おやつの箱を手に持って。
キルディリア魔王国に、スパイ任務に行っているキュレムとルイーシュから。
暗号文で、新たな第二報が届いた。
暗号文を受け取り、解読したシュニィ曰く。
今回の報告では、今のところ、二人共順調にスパイ活動を続けていること。
そして、今度、旧アーリヤット皇国の領土に出張に行くことが決まったこと。
それから…もう一つ。
「重大な情報を入手した」と、キュレム達は伝えてきた。
しかし、その内容までは書いていなかった。
暗号文が流出することを恐れて、詳細までは書けなかったのだろうが。
「重大な情報」…って、一体何なんだろうな?
…非常に気になる。
二人が無事に過ごしていることは、一旦安心したが。
そんな含みのある匂わせをされたら、逆に心配が募るじゃないか。
…キュレムとルイーシュが、迂闊に報告することさえ憚るほどの…「重大な情報」。
…何なんだろうな?
気になる…。非常に気になる。
それに、気になると言えば、キュレムとルイーシュの処遇についても。
二人共、折角キルディリア魔王国本国に潜り込んだというのに。
今度は、旧アーリヤット皇国に出張、だと?
それって、イシュメル女王の命令だよな?
…一体何を考えてるんだ?あの女。
もしかして、何かに勘づいて。
キュレムとルイーシュを、敢えて国外に追いやろうとしている?
二人のことが信用出来ないから、アーリヤット領にでも追放してしまおう、と?
それとも、逆か?
二人のことを信用しているからこそ、アーリヤット領の統治を任せるのか?
…あるいは…他に何か、別の意図があるのか?
色々な憶測が、思い浮かんでは消えて行き。
「…はぁ…」
煮詰まってしまって、大きな溜め息をついた。
その時。
「ジュリスー。おやつ、一緒に食べよー」
ルーデュニア聖王国で一番、空気の読めない女。
ベリクリーデが、俺の部屋に突入してきた。
…おやつの箱を手に持って。



