大阪に一泊したいと夕食の時に相談すると、お母さんは「晶くんと同じ部屋?」といきなりものすごいことをしれっと聞いてくる。
隣でお茶を飲んでいたお父さんは、むせ返ってしまった。
「ううん。真紀先生と晴也先生も一緒に行ってくれることになったから、私は真紀先生と同室」
「あら、そう。残念ねえ」
か、母さん!とお父さんが顔を真っ赤にする。
「なにが残念なんだ! 当たり前だろう?」
「だって結、せっかく高校生になったのに毎日ジャージでスケートばっかりなんですもん。たまにはおしゃれしてデートしないとね。あ、大阪に着て行く服、買いに行きましょ! お母さん、かわいいの選んで買ってあげるから」
「母さん! スカートはダメだぞ?」
「なに言ってんのよ、お父さんたら。女子高生がミニスカート履かずに、いつ履くの?」
「母さん!」
そんなこんなで、私は週末にお母さんと一緒にデパートに行き、ウキウキと選ぶお母さんにたくさん服を買ってもらった。
隣でお茶を飲んでいたお父さんは、むせ返ってしまった。
「ううん。真紀先生と晴也先生も一緒に行ってくれることになったから、私は真紀先生と同室」
「あら、そう。残念ねえ」
か、母さん!とお父さんが顔を真っ赤にする。
「なにが残念なんだ! 当たり前だろう?」
「だって結、せっかく高校生になったのに毎日ジャージでスケートばっかりなんですもん。たまにはおしゃれしてデートしないとね。あ、大阪に着て行く服、買いに行きましょ! お母さん、かわいいの選んで買ってあげるから」
「母さん! スカートはダメだぞ?」
「なに言ってんのよ、お父さんたら。女子高生がミニスカート履かずに、いつ履くの?」
「母さん!」
そんなこんなで、私は週末にお母さんと一緒にデパートに行き、ウキウキと選ぶお母さんにたくさん服を買ってもらった。



