その夜。
私は寝つけずにじっと考えていた。
晶の気持ち、晶の状況。
どんなに怖くてつらい日々だったのか。
どんなに勇気を出してお母さんと家を出たのか。
そして、今どうしているのか。
「晶、ごめんね」
思わず呟くと、また涙があふれてくる。
だけど、そんな自分がイヤになった。
なんて私は甘ったれた人間なんだろう。
ぬるま湯に浸かって、あれもイヤこれもイヤと言い続けている。
晶は、学校に通いたくても通えなくなった。
私や晴也先生にも打ち明けられず、ひっそりといなくなるしかなかった。
スケートだって……。
そうだ、晶は一番大切なスケートですら諦めなくてはいけなかったんだ。
もしかしたら今も、滑りたくても滑ることができないままかもしれない。
私は?
暖かい布団の中でブツブツと文句ばかり言っている。
学校にだって行けるのに、行ってない。
スケートだってできるのに!
グッと唇を噛みしめ、私は心の中で晶に誓う。
ごめん、晶。
私、もう二度と泣き言なんか言わない。
気持ちを入れ替えるように、大きく深呼吸した。
私は寝つけずにじっと考えていた。
晶の気持ち、晶の状況。
どんなに怖くてつらい日々だったのか。
どんなに勇気を出してお母さんと家を出たのか。
そして、今どうしているのか。
「晶、ごめんね」
思わず呟くと、また涙があふれてくる。
だけど、そんな自分がイヤになった。
なんて私は甘ったれた人間なんだろう。
ぬるま湯に浸かって、あれもイヤこれもイヤと言い続けている。
晶は、学校に通いたくても通えなくなった。
私や晴也先生にも打ち明けられず、ひっそりといなくなるしかなかった。
スケートだって……。
そうだ、晶は一番大切なスケートですら諦めなくてはいけなかったんだ。
もしかしたら今も、滑りたくても滑ることができないままかもしれない。
私は?
暖かい布団の中でブツブツと文句ばかり言っている。
学校にだって行けるのに、行ってない。
スケートだってできるのに!
グッと唇を噛みしめ、私は心の中で晶に誓う。
ごめん、晶。
私、もう二度と泣き言なんか言わない。
気持ちを入れ替えるように、大きく深呼吸した。



