妖の桜姫

「美桜様、こちらにどうぞ」
と飛天が美桜を空いてる座布団へと案内する。

「う、うん··」
と緊張しながら座る。

(うーん変な夢···リアルすぎる···)
とどこかまだ夢なのではと疑う美桜。


朱羅、飛天、夜狐は
それぞれ3人の元へ行き
鈴はちょこんと美桜の肩に座る。


美桜が座ると先に口を開いたのは
金髪の青年。

「大丈夫だよ、そんなに緊張しなくても」
と美桜に優しい笑顔を向ける。

「あの···あなた方は···」

金髪の青年は
「灯鬼の事は朱羅から聞いたんだよね?」
と美桜に質問すると
美桜はコクリと頷く。