「おはようございます」
「あら、晴くん早いわね」
「はい。ちーちゃんと一緒に学校に行こうと思って」
「そうだったの。ごめんなさいね、千星ってばまだ寝てるみたいで。起こしてやってくれる?」
「じゃあ、お邪魔します」
そう言って、ちーちゃんの部屋に向かった。
一応部屋のドアをノックして中に入る。
「ちーちゃん?」
ベッドに近づいて呼びかけても、気持ちよさそうに眠っているちーちゃんは全く起きる気配がない。
何気なく机に視線を向けると、教科書とノートが開いたままだった。
きっとまた遅くまで勉強していたんだろう。
「ちーちゃん、起きて!」
肩を揺すって声をかけるとちーちゃんは一瞬目を覚ましたけど、すぐにまた目を閉じてしまった。
長い睫毛、柔らかそうな肌、綺麗なピンク色の唇。
小さな時からずっと一緒にいるけど、ちーちゃんはどんどんキレイになっている。


