「いい加減僕の気持ち気づいてよ」
晴くんに言われた言葉が、ずっと頭から離れない。
あれって、晴くんはわたしのことが「好き」ってことだよね。
わたし、晴くんの気持ちにも五十嵐くんの気持ちにも、言われるまで気づけなくて。
どうしたらいいかわからないまま。
結局、晴くんとはあの日以降顔を合わせないまま1週間が過ぎた。
五十嵐くんは、「雨沢がはっきり自分の気持ちわかったら返事くれればいいから」と言ってくれている。
わたしは申し訳なく思いつつもその言葉に甘えて、五十嵐くんにはまだ告白の返事をしていない。
「……ダメだ。全然進まない~」
自分の部屋で英語の課題をやろうと思って机でテキストを広げること一時間。


