子犬系幼なじみの一途な溺愛にキュンです!



【Side 晴斗】


「お疲れ様でした」


今日の部活の練習を終えると、僕はすぐ裏庭の方へ向かった。


中庭で練習しているチア部の冬堂と会わないようにするためだ。


会ったらきっとまた「一緒に帰ろう」とか「このあと遊ぼう」とか声をかけられるに違いない。


冬堂にはなぜか入学当初から気に入られていて、軽いノリで何度も告白されている。


その度に、「僕はちーちゃん以外の子とつき合う気はないから」と言っているけど、いまだに僕に声をかけてくる。


もともと男友達が多くてすぐつきあって別れてを繰り返してるヤツだから、本気なのかどうかもわからないし、相手にしたくないのが本音だ。


そんなことを考えながら歩いていたら、


「ごめん、俺が告白したせいで困らせてるみたいで」


突然、そんな言葉が耳に飛び込んできた。