子犬系幼なじみの一途な溺愛にキュンです!


それって、どういう意味?


そう聞こうとして顔を上げると、五十嵐くんが今までに見たことのないくらい真剣な表情でわたしを見ていた。


そのまっすぐな眼差しに、視線をそらすことができない。


「俺、雨沢のこと好きなんだ」


五十嵐くんが信じられないことを口にした。


――え? ちょっと待って……。


わたし、今、五十嵐くんに「好き」って言われた?


「……あの……」


「返事は雨沢の気持ちがはっきりしてからでいいよ。いきなりごめんな」


どう答えたらいいか悩んでいたら、五十嵐くんが優しい口調でそう言ってくれた。


五十嵐くんって、本当に気遣いのできるいい人なんだ。


クラス委員の仕事もいつも助けてもらっているし、優しいし、つきあうなら五十嵐くんみたいな人がいいってことはわかる。


だけど、五十嵐くんのこと今までそういう風に考えたことがないし、今はまだ自分の気持ちがよくわからないんだ。