「そのときからだ。なんとなくモヤみたいなものが見え始めたのは。そのモヤは死んだ人間の魂がさまよっているものだってことが、だんだんわかってきた。モヤは人の形をしてあちこちに存在してたからだ。つまり俺がモヤみたいに見えているものは、すべて幽霊だってな。だからモヤをみても絶対に自分から近づかないようにした」
そんな話を聞いてもまだ信じられなかった。
あの3人がもう死んでる?
思い返してみれば、3人は僕以外の生徒たちと会話していなかったかもしれない。
授業のときも、先生に当てられたことはなかった。
給食のときはどうだった?
食べている姿を見た覚えはない。
僕は自分の見たいものだけを見てきたから、都合の悪いことは頭の中からすっぽりと抜け落ちてしまったようだ。
「なぁ、お前が新潟で川に流されたのはいつ頃のことだ?」
「……転校してくる2週間前」
そこから僕の力はついたのだろう。
そんな話を聞いてもまだ信じられなかった。
あの3人がもう死んでる?
思い返してみれば、3人は僕以外の生徒たちと会話していなかったかもしれない。
授業のときも、先生に当てられたことはなかった。
給食のときはどうだった?
食べている姿を見た覚えはない。
僕は自分の見たいものだけを見てきたから、都合の悪いことは頭の中からすっぽりと抜け落ちてしまったようだ。
「なぁ、お前が新潟で川に流されたのはいつ頃のことだ?」
「……転校してくる2週間前」
そこから僕の力はついたのだろう。



