【え?いいの?】
なんかそれはそれで申し訳ない気がするけど、甘えてしまいたくなる。
【もちろん。もとは俺がお願いしたことだし、協力させてくれ】
【じゃあ、お言葉に甘えようかな。ありがとう】
本当に祥太くんの優しさにいつもドキドキする。どんなの選んでくれるのかな、祥太くん……。
ちょっと楽しみが増えた気がして、嬉しくなった。
【絵梨沙の次の休みの日、予定がなければ一緒に選びに行こう】
そうメッセージが来たけど、よく考えたら祥太くんは仕事だ。
【でも祥太くん、お仕事でしょ?】
【大丈夫。有給をもらうから】
え、有給を取ってまで私のために時間を作ってくれるってこと……?
そんなのますます申し訳ない気がしてしまう。
【大丈夫なの?】
【大丈夫だよ。 有給消化しろって代表から言われてるから、ちょうどいいし】
【そっか。ならいいんだけど】
申し訳なさが出てきてどうしようか迷っていると、祥太くんから【有給消化いつ使うべきか迷ってたんだけど、こういう時に使うならいいかもな】と返信が来た。
【え?なんでそう思うの?】
そう返信するとすぐに【だって絵梨沙と会える時間が増えるだろ?】と返ってきたので、私はそれを見てドキッとした。
「もう、祥太くんたら……」
何気なく私をドキドキさせるのが、本当に上手だなと思う。
何より、私のことを一番に考えてくれるのが嬉しくて、さらに愛おしくなるのだ。
祥太くんのことをずっと好きで良かったと、そう思える。



