その息尽きるまで時間は無限

「げほっ!げっほげほっ…ごぼっ、ぶっ………」


床に倒れた濡沢。


そろそろ疲れたので…

まるでクッションのように、背中に座る。

「ぶぐっ?!」

げぽっ、びちゃっ、と、吐いた音。

そりゃあ吐くだろう。

筋肉のついた俺が思いっきり全体重かけたから。


「てめえ、最近調子乗ってんだろ。」

「…どういうこと。」

こいつとまともに会話するのは初めてかもしれない。