急いだ様子の担任が来た。

4人の目の色が変わる。

野次馬はゾロゾロと消えていった。



担任は四人を奥へ連れて行き、ひどく声を荒げ叱っていたのが聞こえた。



今まではこんなことなかったのに。

先生まで見て見ぬ振りだったのに。




私を心配してくれる、ベージュに近いツインテールの七晴。


やはり、この子は…ものすごく、特別扱いをされている。

いや、まあ、あの自己紹介を聞いたらわかるだろうけど。


四人は担任にたじろいだ後、連られるがまま職員室へ向かった。