その息尽きるまで時間は無限

おれも、リュックのどこかにしまっている財布を探す。


……。……。………。


「はい、俺の分!」

「私のぶーん。」

「うちもだしたよ。」

「…楓?楓は?」



みんなはもう自分の分の金を出し終わっている。

その中で、俺は財布すら出せずにいる。


ーーーまてまてまて、落ち着け。
違う、きっと中がごちゃごちゃしすぎて見つからないだけだ。
しっかり綺麗にしろよ、自分。

きっとすぐに見つかるから…。




……。……。…………。……………。








ーーーーーーーーーーー無い。




…うそ、だろ?