その息尽きるまで時間は無限

次の日。10月5日。水曜日。



朝起きてリビングに行っても、誰もいなかった。

「お…」

おはよ、と言おうとしたが、言う相手がいない。


机の上には、母の字で置き手紙が。


『お父さんとお話しした結果、2人でお仕事を探すことにしました。朝からいなくてごめんね。お弁当作ったよ。朝ごはんは何もないの。抜きになっちゃって、ごめん。』


弁当作れるなら食材はあったんじゃないのか?

いや、弁当で尽きたのか…。


明日からどうするのか。


もうそんなことはどうでもいい。

朝飯もなけりゃ、挨拶する相手も居ないし。
支度していつもより早く学校へ行ってしまおう。