その息尽きるまで時間は無限

父の書斎に入らされた。

心臓が嫌な音を立てる。

確実に一ミリもプラスな話じゃない。



「真、俺の会社がな、倒産したんだ。」

「聞いたってばそんなの!!他に…何があったんだ?!」


前まで会社の景気がいいとか言っていたのに、急に倒産って…。


「…俺はな、⚪︎△会社と商談していたんだ。
知ってるだろ?⚪︎△会社。」

もちろん知っている。

「その商談は、簡単に言やぁ、大成功だった。でも…。」

一拍おいて、視線を合わせる。

「⚪︎△会社社長、七晴さんが、唐突に商談内容全てを破棄したんだ。」