ーーーー気づけば知らない道にいた。


呼吸を整えながら辺りを見回すと、コンビニが見えた。

その隣には、小さい頃よく行っていた、住夜公園(すみよ)があった。


色褪せた、馬を模したシーソーをみて確信した。

いつのまにかこんな所まで来ていた。


学校の近くだ。


七晴の家は学校より少し遠めだから、ずいぶん走ったらしい。




スマホをカバンから出す。

ホーム画面の時計は、12時40分を記していた。


意外と七晴の家には滞在していたようだり



本当よく耐えたなぁー…。