その息尽きるまで時間は無限

「あのとき、クロ、衣ちゃんに何も言ってなかった。クロが教室に着いた時、状況を理解した。」



…つまり…

「あれは、クロは、何も伝えてない。衣ちゃんが、1人でやった」


「は…」

本当に、濡沢の怒りは、核爆弾だった。




七晴との出会いで、濡沢の歯車が動き出し、爆発したんだろう。



あの日の前日でのトイレも、濡沢のスタートだったのか。