「で…そこ、何があるんだ…?」

「ここー?なんてことないよー?」







「…?………………!?」


除くと、ますます驚く。

「階段があるだけだけど?クロの部屋イン階段イン2階!!!」

てれーん、と自分で言いながら誇らしそうに七晴は言う。


個人の…小6の少女の部屋に…2階…???



いや、でも、家がそもそも城のようだし、これくらいは普通なのか?
いや、まず城って部分からおかしいぞ。
本当にこいつ小6か?
てか一階の七晴の部屋だけで俺の部屋何個分あるんだよ。
で、それプラス2階?




頭が驚きでいっぱいになる。

この家に来た時みたいに、ポカーンとしてしまう。