「うぉ…」

「そこの机の、そこのクッション座ってて!」

「あ、あぁ、わかっ…た」

勉強机とは別の、低い机のそばのクッションに座る。

このクッションもピンクで、ふわっふわだ。

「…」

妙に硬くなる。

色々な意味で緊張する。

なんか、俺はここにいていいのか?みたいな疑問が浮かぶ。

あまりにも居心地が悪い。七晴家だから、とか、そういうのじゃないぞ絶対。

へ、部屋がメルヘンだからだよな。うん。