私は笑っていた。ふんだりけったりで、行き当たりばったりな生活と計画に対してあざ笑っていた。


それは自分に向けているのか、あいつに向けているのかは分からないけれど、
とにかく面白かった。



繊維のように細い光だけを味方に全てを失った、それでも幸せだと思えるほど壊れた心を持つ少女の方が面白かった。






これは最後に笑う少女と、最強で最恐の少女と、哀れな少年少女の闇の物語。