ガチャ。
ん?
今のは確かガラス張りの部屋が開く音…
恐る恐る目を開ける。
ドローンに拘束…されてない。
ガラス張りの部屋もちゃんと会いてる。
え?え?
バグ?
『おめでとうふたりとも〜!これから校舎の中の食堂に案内するから、出てきてね〜!生き残りがいるから♡』
生き残り?
どう言うこと?
わけのわからない事ばかりで頭がパンクしそうだ。
愛菜はガラス張りの部屋から出ない。
『おーい?毒は流さないよ〜?それに電気ビリビリもしないからね〜安心してよ〜?』
ようやく愛菜はガラス張りの部屋から出た。
おそらくあやめの人と思われる人が来る。
なんだ?生き残りって。誰だろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂のドアが開く。
そこには衝撃的な光景があった。
「無事でよかったわ」
「よかったぁ〜」
「ええええええ!?!?!?」
そこにはかなたと優希と凛がいた。
なんで?死んだはず…
「このゲーム、どーやら裏ルールがあったらしくて、自分の死を選んだ人が生き残れるっての。その方が命を大切にしてるからね」
「かなたちゃんと凛ちゃん…死体があったはず…」
「あれはダミーよ。本物は保護されてここにきた」
「…よかった」
あれがダミーでよかった。
…でも正直言って、もうちょっと生き残って欲しかったって気持ちもある。
『みなさんありがとうございました〜おつかれ様です♪ゲームは解散でーす』
もうお昼になっていた。
「解散か…」
「ようやく…終わったね…」
「そうね」
私たちは校庭を見つめた。
あそこで、たくさんのクラスメイトが死んだ。
裏切り、裏切られ、秘密をばらされ、恨み合い…
「私たち…この出来事をいつまで経っても忘れない」
「…そうね」
「私だって忘れない」
あやめを止めるのは難しいと思う。
最悪の場合、私たちが消されるかもしれない。
でも、このゲームでわかった。
命は簡単に投げ捨てていいものじゃないって。
確かに苦しかったかもしれない。
でも、世界には行きたくても生きれない人がたくさんいる。
校門前まできた。
ここまで共に過ごしてきたクラスメイトがいた校舎を見る。
「ありがとう……さよなら」
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ん?
今のは確かガラス張りの部屋が開く音…
恐る恐る目を開ける。
ドローンに拘束…されてない。
ガラス張りの部屋もちゃんと会いてる。
え?え?
バグ?
『おめでとうふたりとも〜!これから校舎の中の食堂に案内するから、出てきてね〜!生き残りがいるから♡』
生き残り?
どう言うこと?
わけのわからない事ばかりで頭がパンクしそうだ。
愛菜はガラス張りの部屋から出ない。
『おーい?毒は流さないよ〜?それに電気ビリビリもしないからね〜安心してよ〜?』
ようやく愛菜はガラス張りの部屋から出た。
おそらくあやめの人と思われる人が来る。
なんだ?生き残りって。誰だろう。
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食堂のドアが開く。
そこには衝撃的な光景があった。
「無事でよかったわ」
「よかったぁ〜」
「ええええええ!?!?!?」
そこにはかなたと優希と凛がいた。
なんで?死んだはず…
「このゲーム、どーやら裏ルールがあったらしくて、自分の死を選んだ人が生き残れるっての。その方が命を大切にしてるからね」
「かなたちゃんと凛ちゃん…死体があったはず…」
「あれはダミーよ。本物は保護されてここにきた」
「…よかった」
あれがダミーでよかった。
…でも正直言って、もうちょっと生き残って欲しかったって気持ちもある。
『みなさんありがとうございました〜おつかれ様です♪ゲームは解散でーす』
もうお昼になっていた。
「解散か…」
「ようやく…終わったね…」
「そうね」
私たちは校庭を見つめた。
あそこで、たくさんのクラスメイトが死んだ。
裏切り、裏切られ、秘密をばらされ、恨み合い…
「私たち…この出来事をいつまで経っても忘れない」
「…そうね」
「私だって忘れない」
あやめを止めるのは難しいと思う。
最悪の場合、私たちが消されるかもしれない。
でも、このゲームでわかった。
命は簡単に投げ捨てていいものじゃないって。
確かに苦しかったかもしれない。
でも、世界には行きたくても生きれない人がたくさんいる。
校門前まできた。
ここまで共に過ごしてきたクラスメイトがいた校舎を見る。
「ありがとう……さよなら」
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