ホスト科のお世話係になりました

私はそう行ってホスト科を出たのだった。

☆☆☆

部室から出た私は早足になって侑介の後を追いかけた。
侑介の相手がどんな子なのか、ずっと気になっていたのだ。

汰斗の前では一応納得した顔をしておいたけれど、1年越しの約束を守ろうとしている侑介の姿も見てみたかった。
「侑介くん、お疲れさまぁ」

気が付かれないように侑介の後を追いかけていくと体育館前に女子生徒の姿があった。

「おまたせマリアちゃん」
相手の女子生徒の顔には見覚えがあって、一瞬息を飲んでしまった。

その子は最近少し派手になってきていて、赤いリップを口につけている。