ホスト科のお世話係になりました

てっきりお世話係になったのは私が初めてだと思っていた。

今までにもみんなのお世話をする子がいて、辞めていたんだ。

「君はまだ正式なお世話係じゃないから伝えていなかったけれど、ここは恋愛禁止だ」

その言葉が何故か私の胸にずっしりとのしかかってくる。
侑介が相手の子に恋をしていないと言い切れるのは、こういう約束があるからなんだろう。

私はまたホスト科の新たな一面を目撃したのだった。

☆☆☆

部室にやってきた侑介の顔色はよかった。
念の為に熱を測ってみると平熱まで下がっていて一安心だ。

「これで行っても大丈夫だよね?」
と、汰斗に質問している。