ホスト科のお世話係になりました

わざわざこんなところまで連れてくるということは、なにか重要な話があるんだろう。

もしかして、これから先のお世話係についての話だろうか。
そう思うと自然と緊張して背筋が伸びた。

「君はもしかして、尋のことが好きなのか?」
突然の質問に一瞬頭がついていかなった。

一呼吸置いて自分がなにを質問されたのか理解して顔がカッと熱くなるのを感じる。
「な、なんでそんなことを?」

動揺を隠せないままそう質問すると汰斗の唇が少しだけ下がった気がした。
「なんとなくだ。さっきの出来事も見てた」

いつから見ていたのかわからないが、きっと私の顔が真っ赤になっていたところは目撃されているんだろう。