ホスト科のお世話係になりました

「僕も含めて他のみんなも言わないきゃいけないことはちゃんと言うタイプです。そんな僕たちが愛美ちゃんを受けいれているんですから、もと自身を持ってください」

「う、うん」
自身を持つことはなかなか難しい。

だけどこうして元気つけてくれるとやる気湧いてくる。
私はジュースを一気に飲み干して勢いよく立ち上がった。
花瓶の花がしおれてしまったのが気になっていたのだ。

「花瓶の水変えてくるね」
そう言って花瓶を手に取ったときだった。

花瓶の表面に水滴がついていて、それで手を滑らせてしまった。
ツルリと滑り落ちた花瓶が床で砕けて弾け飛ぶ。