ホスト科のお世話係になりました

このネームも随分しっくりくるようになったと思う。
「じゃ、行こうか」

大がドアを開けると、まず目に飛び込んで来たのは豪華な飾り付けだった。

折り紙で作った輪をいくつもつなげて、それを天井からフリルみたいにぶら下げている。

部屋の奥には風船が浮かんでいるし、テーブルの上にはお菓子やジュースが並んでいた。
「ふたりともいらっしゃい」

尋が頭に三角の派手な帽子を乗っけて言った。
「愛美ちゃん! こっちこっち!」

と、ふわふわの首飾りをいくつもつけた侑介が私の手を引いて、ソファへと誘導してくれた。
私の隣には大が座った。

「みんなすごい派手だな!」
大が楽しそうにみんなを見回す。