ホスト科のお世話係になりました

尋はそう言ってクスッと笑うと、ソファへ戻っていったのだった。

☆☆☆

放課後の仕事はすべてキャンセルしたものの、お世話係の私も含めて全員で大を励ます会を開くことになった。

お世話係の私は一足先に部室へ行って準備するつもりだったけれど、尋と侑介にいつもよりゆっくり来るように言われてしまった。

こういうときこそお世話係の力が発揮できるはずなのに、ちょっと拍子抜けしてしまった。
「お、愛美ちゃんも今来たのか」

部室の前まで来たところで、ドアの前に大が立っているのが見えた。

「うん。ゆっくり来てねって言われたから、本当にその通りにきちゃった」
そう言って左胸にネームをつける。