ホスト科のお世話係になりました

「汰斗はきっと私に呆れたんだと思う。部室であんなことして」

「いいえ。愛美ちゃんはよくやってくれています。ホストのみんなはもう愛美ちゃんにメロメロですから」
「な、なに言ってるんですか」

尋の言葉に思わず顔がカッと熱くなってしまう。
お世辞や冗談にしても言い過ぎだ。

こんなカッコイイ人たちが私にメロメロだなんて。
「愛美ちゃんがいなくなったら僕も含めてみんな悲しみます。どうか、やめないでくださいね」

「も、もちろんだよ」
お世話係を辞める気なんてない。

それどころか一ヶ月間でみんなから呆れられてしまわないかということの方が、心配だった。
「その調子です」