ホスト科のお世話係になりました

クスクス笑いながらそれを受け取る。
部室にあったものだとしても、その気持ちは嬉しいけどね。

「これはそうじゃなくて」
慌てている侑介を見て首を傾げる。

だってこれは部室に常備されているハンカチのプレゼントでしょう?
見た目もそっくりだし、持った感じも柔らかいし。

そう思って小首をかしげて侑介を見つめる。
すると侑介は顔を真っ赤にして顔をそむけてしまった。
「別に、なんでもない」

「え? なになに? 気になるんだけど」
気になって食い下がって質問するけれど、侑介はなにも答えずに部室を出ていってしまったのだった。

ハンカチとともに残された私はますますわからなくて、ずっと首を傾げていたのだった。