戦隊ヒーローオタクの好きっていう気持ちを否定しないで大切にしてくれたことをキッカケに埜永が美津理を好きになったように、朔弥も小さな頃の出来事(虫が苦手)をキッカケに美津理のことが好きだった。
ミイは兄の朔弥の恋を応援しようと動きたびたび埜永が美津理とくっつくのを邪魔しようとするが、そのことで美津理は、ミイも埜永のことが好きで両想いなのではないかと考えるようになっていく。
体調が悪くなった時に口移しで水を飲ませてもらったのをキッカケに、告白の練習だけではなくキスの練習も始まるようになった美津理と埜永。
学園の文化祭で告白イベントが開催され、埜永は全校生徒の前で美津理に本気の告白をする。
けれど埜永はミイのことが好きだと誤解している美津理は、冗談であんな告白をするべきではないと埜永に注意してしまう。
埜永は「美津理には俺の好きっていう気持ちを否定してほしくなかった」と美津理に伝え、その日から美津理に話しかけてこなくなった。
距離を置かれ、埜永の大切さを痛感する美津理は、和為から美津理を本気で好きだったという埜永の気持ちを聞く。
昔のアルバムを改めて見返し、美津理は自分が埜永から『みい』と呼ばれていたのを思い返す。
推薦で朔弥の進学先が決まり、朔弥は美津理に告白するが、埜永への恋心を自覚し始めた美津理はその告白を断る。
クリスマスになり、埜永と仲直りしたい美津理はサンタの格好をしてノイチゴージャーグッズが入った袋を持ち埜永の部屋へ忍び込んだ。
そこを埜永に見つかって、プレゼントには美津理が欲しいと埜永に言われてキスをされる。
そのままふたり朝まで同じ部屋で過ごして、ハッピーエンド。

