如月先生に手を引かれて会場内に入ると、スタッフの最終確認の声が飛び交い、周囲は活気づいていた。
「危ない!」
突然引っ張られて、えっ⁉︎と思っているうち如月先生に抱き寄せられて…
何が起きたか分からずなすがままに、如月先生の胸に飛び込んでしまう。
「ごめん。横から看板を運んだスタッフが…君に当たりそうになったから。俺の不注意だ、大丈夫だった⁉︎」
慌てた声で私の様子を伺ってくれる。
「だ、大丈夫です。ありがとうございます。」
こんなに異性と急接近した事のない私は、ワタワタと動揺を隠せない。
「すいません!大丈夫でしたか?」
駆けつけて来る男性の声で、我に返り如月先生から慌てて距離を取る。
「大丈夫です。お気になさらず…。」
そう平静を装い返事を返すけれど、内心はかなり恥ずかしくて…心拍が急上昇してドキドキと胸が高鳴ってしまう。
「すいません…ありがとうございます。」
真っ赤になってるであろう顔を隠したくて、俯きながら如月先生にもお礼を言う。
ポンポンと頭を撫ぜられ、
「今のは俺の不注意だから君のせいじゃない。それより場が整うまでちょっと一息入れよう。」
そう言ってまた手を繋ぎ直されて、休憩ブースのような場所で、ベンチで2人一休みする事にする。
「飲みものは何がいい?」
「あっ、自分で払います。」
明るく光って見えるのは自動販売機だろうか…慌ててお財布を出そうとカバンに手を伸ばすが、
「このくらい奢らせて。」
と、手を握られて止められてしまう。
そして飲み物の名前をいくつか伝えてくるから、
「えっと…じゃあ、ミルクティで…。」
と、戸惑いながら伝えている間にピッとボタンを押す音がする。あれっ?と、不思議に思って首を傾げると、如月先生がふっと笑う。
「予想が当たった。」
なんだか嬉しそうにそう言って如月先生はペットボトルを渡してくれた。
お礼を言いながら、
「どうして分かったんですか?」
と、聞いてみる。
「そんな気がした。ミルクティか緑茶じゃないかって。」
如月先生に出会ってからそんなに経っていないのに、なんだか昔から知っているような不思議な感覚がする時がある。
「…確かにそうですね。迷ったらその2択です。」
「どうぞ。キャップ開けてあるから気を付けて。」
先程の女性への無愛想な態度とはまるで別人のような神対応をしてくれる。
どうしてさっきはあんな風だったのかと疑問に思うほどだ。
「危ない!」
突然引っ張られて、えっ⁉︎と思っているうち如月先生に抱き寄せられて…
何が起きたか分からずなすがままに、如月先生の胸に飛び込んでしまう。
「ごめん。横から看板を運んだスタッフが…君に当たりそうになったから。俺の不注意だ、大丈夫だった⁉︎」
慌てた声で私の様子を伺ってくれる。
「だ、大丈夫です。ありがとうございます。」
こんなに異性と急接近した事のない私は、ワタワタと動揺を隠せない。
「すいません!大丈夫でしたか?」
駆けつけて来る男性の声で、我に返り如月先生から慌てて距離を取る。
「大丈夫です。お気になさらず…。」
そう平静を装い返事を返すけれど、内心はかなり恥ずかしくて…心拍が急上昇してドキドキと胸が高鳴ってしまう。
「すいません…ありがとうございます。」
真っ赤になってるであろう顔を隠したくて、俯きながら如月先生にもお礼を言う。
ポンポンと頭を撫ぜられ、
「今のは俺の不注意だから君のせいじゃない。それより場が整うまでちょっと一息入れよう。」
そう言ってまた手を繋ぎ直されて、休憩ブースのような場所で、ベンチで2人一休みする事にする。
「飲みものは何がいい?」
「あっ、自分で払います。」
明るく光って見えるのは自動販売機だろうか…慌ててお財布を出そうとカバンに手を伸ばすが、
「このくらい奢らせて。」
と、手を握られて止められてしまう。
そして飲み物の名前をいくつか伝えてくるから、
「えっと…じゃあ、ミルクティで…。」
と、戸惑いながら伝えている間にピッとボタンを押す音がする。あれっ?と、不思議に思って首を傾げると、如月先生がふっと笑う。
「予想が当たった。」
なんだか嬉しそうにそう言って如月先生はペットボトルを渡してくれた。
お礼を言いながら、
「どうして分かったんですか?」
と、聞いてみる。
「そんな気がした。ミルクティか緑茶じゃないかって。」
如月先生に出会ってからそんなに経っていないのに、なんだか昔から知っているような不思議な感覚がする時がある。
「…確かにそうですね。迷ったらその2択です。」
「どうぞ。キャップ開けてあるから気を付けて。」
先程の女性への無愛想な態度とはまるで別人のような神対応をしてくれる。
どうしてさっきはあんな風だったのかと疑問に思うほどだ。



