お弁当を全て平らげて、車に乗って目的地へと旅をする。
本当に旅だと行って良いほどに、観光地に立ち寄っては日本の美しい景色を観る事が出来た。
駿河湾の海沿線沿いから見た富士山は大きくて、海を渡る渡り鳥の群れは、キラキラと輝いてとても綺麗だった。
昼は海沿いのハンバーガー屋に寄り、腹ごなしに浜辺を歩いて綺麗な貝殻を探して拾ったりもした。
楽しい気持ちで目的地の病院に着いた頃には、1時を少し回っていた。
今日は土曜日、大きな病院は休診日のようで、駐車場はガラガラだった。千紗は不思議に思って藤堂に聞く。
「今日って休診日なんじゃ…?」
「だから、観てもらえるんだ。」
助手席のドアをわざわざ開けてくれた藤堂は、千紗の手を握りながらそう言ってくる。
この駐車場は立体になっていて薄暗く、千紗の目には何も見えない状態だった。それをいち早く察知して、何も聞かずに手を差し伸べてくれたのだ。
「ど、どう言う事ですか?」
有り難く手を借りながら藤堂に聞く。
「休みの日なら直ぐ診てくれるって言われたから今日来たんだ。」
「そう、だったんですか⁉︎
…と言う事は、藤堂さんのお知り合なんですか?」
そんな、特別待遇に驚き千紗は目を丸くする。
「実はちょっとしたコネを使った。まぁ…でも、君が気にする事はない。とりあえず先を急ごう。予定の時間に間に合わない。」
急に慌てたように藤堂が手を引くから、質問の答えはちゃんと聞けないまま…。
千紗はただ、転ばないように着いて行くので精一杯になってしまう。
そして、病院の裏門入り口まで辿り着く。
藤堂が警備室に声をかけると、しばらくして恰幅の良い白髪の白衣をまとった男性が、自動ドア越しに現れた。
本当に旅だと行って良いほどに、観光地に立ち寄っては日本の美しい景色を観る事が出来た。
駿河湾の海沿線沿いから見た富士山は大きくて、海を渡る渡り鳥の群れは、キラキラと輝いてとても綺麗だった。
昼は海沿いのハンバーガー屋に寄り、腹ごなしに浜辺を歩いて綺麗な貝殻を探して拾ったりもした。
楽しい気持ちで目的地の病院に着いた頃には、1時を少し回っていた。
今日は土曜日、大きな病院は休診日のようで、駐車場はガラガラだった。千紗は不思議に思って藤堂に聞く。
「今日って休診日なんじゃ…?」
「だから、観てもらえるんだ。」
助手席のドアをわざわざ開けてくれた藤堂は、千紗の手を握りながらそう言ってくる。
この駐車場は立体になっていて薄暗く、千紗の目には何も見えない状態だった。それをいち早く察知して、何も聞かずに手を差し伸べてくれたのだ。
「ど、どう言う事ですか?」
有り難く手を借りながら藤堂に聞く。
「休みの日なら直ぐ診てくれるって言われたから今日来たんだ。」
「そう、だったんですか⁉︎
…と言う事は、藤堂さんのお知り合なんですか?」
そんな、特別待遇に驚き千紗は目を丸くする。
「実はちょっとしたコネを使った。まぁ…でも、君が気にする事はない。とりあえず先を急ごう。予定の時間に間に合わない。」
急に慌てたように藤堂が手を引くから、質問の答えはちゃんと聞けないまま…。
千紗はただ、転ばないように着いて行くので精一杯になってしまう。
そして、病院の裏門入り口まで辿り着く。
藤堂が警備室に声をかけると、しばらくして恰幅の良い白髪の白衣をまとった男性が、自動ドア越しに現れた。



