それから、如月先生が買って来てくれたワンピースに着替え直し身なりを整えたら、先生の知り合いだという整形外科に連れて行かれた。
朝から待合室にはザワザワと沢山の患者様の声が聞こえ、座る場所もままならない程で、とても人気のある病院だと分かる。これは時間がかかるだろうなと覚悟して如月先生に導かれるまま待合室の長椅子に座る。
先生も当たり前のように私の隣に腰を下ろす。
「…先生、私、1人で大丈夫です。
お忙しいでしょうし、帰りはタクシーを頼んで帰りますから。」
彼の貴重な時間を無駄にしてほしくなくてそう言うのに、
「今はプライベートだから名前で呼んで。
週末まで仕事に縛られたくない。それに、俺は好きで君の側にいるんだ。これ以上君に何があったら耐えられない。出来限り君の平和を守りたいんだ。」
そんな事を言って、また私の心を掴んで離さない。
そして、その暖かさに泣きたくなる…。
「ありがとうございます…りょうさん。」
そう呟くしかなかった。
長く待つだろうと思っていた整形外科は、10分ほどで呼ばれ、流れるようにMRIを撮りまた診察に呼ばれる。
「膝の皿に少しヒビが入っていますね。だけどこの程度なら固定はしないで治癒できそうです。出来るだけ安静にして3週間過ごして下さい。」
そう言って診察を見てくれた戸塚医師は中年の男性で、りょうさんとは昔からの知り合いらしかった。
彼は本当に何者なんだろう…。
医師になってから日本にはまだ数ヶ月しかいないはずなのに、しかも年配の方に知り合いが多い。
朝から待合室にはザワザワと沢山の患者様の声が聞こえ、座る場所もままならない程で、とても人気のある病院だと分かる。これは時間がかかるだろうなと覚悟して如月先生に導かれるまま待合室の長椅子に座る。
先生も当たり前のように私の隣に腰を下ろす。
「…先生、私、1人で大丈夫です。
お忙しいでしょうし、帰りはタクシーを頼んで帰りますから。」
彼の貴重な時間を無駄にしてほしくなくてそう言うのに、
「今はプライベートだから名前で呼んで。
週末まで仕事に縛られたくない。それに、俺は好きで君の側にいるんだ。これ以上君に何があったら耐えられない。出来限り君の平和を守りたいんだ。」
そんな事を言って、また私の心を掴んで離さない。
そして、その暖かさに泣きたくなる…。
「ありがとうございます…りょうさん。」
そう呟くしかなかった。
長く待つだろうと思っていた整形外科は、10分ほどで呼ばれ、流れるようにMRIを撮りまた診察に呼ばれる。
「膝の皿に少しヒビが入っていますね。だけどこの程度なら固定はしないで治癒できそうです。出来るだけ安静にして3週間過ごして下さい。」
そう言って診察を見てくれた戸塚医師は中年の男性で、りょうさんとは昔からの知り合いらしかった。
彼は本当に何者なんだろう…。
医師になってから日本にはまだ数ヶ月しかいないはずなのに、しかも年配の方に知り合いが多い。



